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2022年1月27日木曜日

あえて手裏剣を持って走れ

皆さんこんばんは。日橋喩喜です。

先日、ごみ捨て場に生えていた、名前を知らない花を愛でていたところ、ふと空を飛びたくなました。これは、心の疲弊からくる現実逃避ではなく、手に何を持っていたのかが原因だとすれば、手に持つものによって心体に変化が現れるということなのかもしれません。

そこで、家にあった手裏剣のキーホルダーを両手にそれぞれ持って走ってみることにしました。

距離測定アプリで、0.1kmを測り、いざ!ニンニン!

[結果]20秒18 /100m 

はあ……はあ、てのひらがすごく痛い……

一生懸命走るために固く握ってしまったので、生命線に刃がつきたてられる……

この痛みが功を奏して早く走ることができたのか、さっぱり分かりません。手の装備品によっての単なる変化を見込んでいたのに、何故ダメージを負うことになるのでしょうか。

今度は何も持たずに走ってみます。よーいドン!

 [結果] 1936/100m

「……でね、喩喜ちゃん、うちの旦那は皿洗い一つできないのよ。ゴミ捨てだって、昼ご飯の用意だって私の担当だしねえ。……」

あ、近所のおば様に話かけられている最中ですので、もう少々お待ちください。

-15分後-

「あら喩喜ちゃん、ここまでで大丈夫よ。荷物まで持ってもらっちゃって、本当にありがとうね!」

「いえいえ!お気になさらず!」

おば様が家に入るまで見送りました。


……と、いうわけで、結果が出ましたね。

今回の検証では普通に走るよりも、手裏剣を持って走る方が思ったとおりに速いということが分かりました。

陸上部のみなさんは走るときにバトンではなく、手裏剣を握って走りましょう。そうすれば、100m走の競技中に話かけてくるおば様も撃退できますしね。

それでは、私はおば様に託されたゴミを捨ててから帰ります。

日橋喩喜でした! ニンニン!


手裏剣を持って、レーンを駆ける陸上選手