年末年始に遊んで、楽しかったゲームを紹介します。
There is No Game: Wrong Dimension
-正統派ハリウッドメタ非ゲーム-
このゲームはゲームではありません。
という始まりなんですが、そういう、メタ矛盾感も今は大分受け入れられるようになっているかと思います。
ドキドキ文芸部やアンダーテールのように、 ゲームファイルを直接改変する驚きに慣れ、映画の分野ではレディプレイヤーワンや、アニメ映画のシュガーラッシュでもゲームの裏側事情を語られるようになった今、メタゲームはジャンルとして既に確立されたように感じています。
でも、尚、推せるのは、ゲームそのものを パズルとして触れる面白さと、皮肉めいたあるあるネタの中に、ダイナミックなハリウッドの演出を感じたからです。
ゲームのバグという敵が出てきて、プレイヤー達がいくつものゲーム世界を旅しながら、やがて敵にたどり着く。その中で再会や共闘をしていきます。
つまり、脚本と演出がちゃんとハリウッド感を覚えるように作られていて、ゲームというよりはゲームを題材とした、映画を手で触っている感覚があるんです。そういう意味で、確かにThere is no Game だったように感じました。
The Stanly Paradleのような重く、暗い空気感とは異なる明るさを求めている人は、こちらを是非遊んでみることをおすすめします!
(ただ、スマホアプリの方がお安いです。)
(シャーロック・ホームズも出るよ!)
プレイヤーの日橋喩喜でした!