皆さんこんばんは日橋喩喜です。
あとひと月後にクリスマスですね。皆さんはもう予定が埋まりましたか?
ではここで心理テストです。
『第一問』
あなたの目の前に大きな噴水があります。 吹き出す水の高さは何メートルですか?
『答え』
あなたが答えた水の高さがあなたが異性に求める身長です。
『第2問』
あなたの目の前に大好きな異性の人がいます。その人が暖色系の包装紙に包まれたプレゼントをくれました。大きさは何 M ですか?
『答え』
あなたが答えたその長さが、あなたの理想とする異性の腹囲です。
『第3問』
あなたは12月24日の午後10時に異性を待っています。
あなたがその人に会うのは実に2ヶ月と13日ぶり。
遠距離恋愛というわけではないけれども、お互い生活圏が近くにありながらなんだか時間が合わずなかなか会うことができませんでした。
あなたは既に2時間待っていて、指先の感覚が寒さでなくなりそうです。
あなたはだんだんと相手の人が心配になり、 LINE で「どうしたの」「何かあったの」「返事を頂戴」などとうさぎのスタンプ送りながら、帰ってこないグループの画面を眺め続けています。
この噴水はあなたがあなたの想い人と初めて出会った時の場所です。
当時のあなたは、風船を飛ばしてしまって木にひっかかってしまった子供のことをかわいそうに思い、自撮り棒を伸ばしてなんとか風船を取ろうとしてあげていました。
しかし風船はなかなか取れません。
それどころか、下から見上げているだけではわからなかった、蜂の巣をトントンと続いてしまっていたようです。
当然蜂はカンカンに怒って、一列に10匹並んで50列であなたの方に飛んできます。
あなたは、とっさに自分の顔だけでも守ろうと、かぶっていた帽子で顔を隠しましたが、なんと1回も刺されませんでした。
恐る恐る帽子を外すと、なんとあなたの目の前で蜂から守ってくれている人がいるではありませんか。
原型が分からないほどに腫れ上がった、その顔を見て、あなたはドキドキとしてしまいました。
それが今のあなたの恋人です。(後から、蜂に刺されて死んでしまうのではないかと言う危惧がそうさせたような気がして、ただの吊り橋効果だったのではないかと何度か疑うことになるのですが・・・・・・)
あなたは噴水の縁にゆっくりと腰を下ろします。
寒さと湿度でしっとりと濡れたその縁が自分のお尻を濡らしてしまうことも厭わずに、あなたは座り続けます。
「もしかすると今日は来ないかもしれない」
「もしかするとこれは無言の別れ話なのかもしれない」
そうあなたが考えていると、2時間後あなたの想い人は現れました。
「ごめんごめん遅くなっちゃって、ちっちゃい子供の風船をとっていたら遅くなってしまった」
あなたの脳裏には「見知らぬ子供の風船」と「2時間の待たされ続けた自分の苛立ち」とが天秤にかけられ、相手のことを糾弾しようと思いますが、 ふと気がつくと、相手は大きなプレゼントを持っています。
さてあなたは、何万円分のプレゼントであれば、あなたの想い人を許すことができるでしょうか?
『答え』
これはあなたが、日橋喩喜に送りたいプレゼントの額です。
今年のクリスマス、とっても楽しみにしていますね!
(え!そんなにいただけるんですか?悪いですよ。でもいただきます。ありがとう!)