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2022年2月7日月曜日

ビルの狭間で呟くと、孤独を感じられる言葉ランキング

皆さんこんばんは!日橋喩喜です。

こういう冬の寒い時期は、都会のビル群の隙間で夜に佇み、何をするでもなく狭い空を見上げるのが似合いますよね。深夜のドキュメンタリーとかでやっているような、人とのつながりがなくなったかのように錯覚し、骨の髄まで寂しくなった時にいったい人は何をつぶやけばいいのでしょうか。

今日はビルの隙間でつぶやくと孤独を感じられるランキングを発表します。

第3位
子供の頃のドリルは解けたけど、大人の心のドリルは解けないや。

覚えていますか?あなたがまだ幼かった日の日々の宿題を。面倒くさがりながらも一緒に筆を走らせて、追われるようにしながらも、なんとか問題を自分なりに全て解き終わり、真っ黒に染まったあのドリル等のことを。この問題、あのドリルでやった問題だ!と、内心気持ち高らかにニコニコしていたあの日々のこと。
今はもう、長く隣にいる人の心の表層でさえも読み取ることができずに、誤解をしているのではないかという不安と対話をあきらめてしまおうとしている、心深くに根付いてしまった欺瞞。心にあるそれにふと気づいてしまった時に溢れでる言葉がこれです。

第2位
フルーチェって一人で食べるもんじゃない。みんなで食べるものだったんだな。

子供の頃に初めて自分の手で作って、これで自分も料理ができる大人の仲間入りだと錯覚し、母の視線に気付かないふりをして、一人で独占しようとしたあのフルーチェ。あの時母は食欲旺盛で自分のことを生暖かく見守ってくれていたけど、本当は初めて子供が作ったフルーチェを少しだけ食べたいと思っていたのね。
今はもう、全て食べると胃もたれをするようになってしまった、衰えた胃腸を皮膚の上からさすりつつ、下の上にあるあの味を思い出しているのですね。

深夜、ビルに挟まる
第1位
いつの頃かおはじきで一緒に遊んでいた友達は、みんな大人になっちまった。

部屋いっぱいに広がる、カチカチとおはじきが響き合う音。目の前にはふたつの丸と、君の少し震える指先。たったそれだけの情報で私たちの気持ちは高まりあって、うねりを持って繋がりあっていたね。
脳みそが成長していくにつれて、たくさんの情報を一度に処理することができるようになってから、たったそれだけの情報では満足できずに、シンプルな気持ちが埋もれていくようになってしまったんだ。

です。
いかがでしたでしょうか?
是非、暗い隙間に体を溶け込ませながらTwitter を見ている時、今日学んだランキングを参考につぶやいてみてくださいね。

暖かいラーメンを食べたい、日橋喩喜でした!