皆さんこんばんはにっぱしゆきです。
誰しもトラウマというものはあるものですよね。
例えば閉所恐怖症の人は幼い頃に押入れへ閉じ込められた経験があるかもしれませんし、高所恐怖症の人は高い高いを落とされた経験が終わりかもしれません。
私は人が食べ物に変わる話恐怖症でした。
ドラゴンボールの魔人ブウとか、動画投稿サイトで有名なゆっくりとか、そういうものを見ると恐怖を感じていたのです。
しかし不思議なことに人が丸呑みにされるお話は、特に怖くありませんでした。
例えば一寸法師とか、怖いバージョンのかちかち山とか。
どうしてかなと記憶を探っていたのですが、解決しました。
『さんまいのおふだ』です。
その中での三枚の御札は御札の一枚が洪水になって何かから逃れるという部分がインパクトが強く、食べられるシーンは特に覚えていなかったのですが、最後のオチの部分にそのシーンがありました。
それは最後に子供のことを追いかけていた山姥が和尚と力比べのようなことをするシーンです。
和尚は山姥をおだてて、小さくなるんですね。
それを餅で包んで食べてしまうっていうシーンが私のトラウマとなっていたのでした。
別に人が食べ物になっているわけではないのに、記憶の改変によって少しゆがんだ恐怖症が作られるのって、興味深いと思うとともに、いびつな恐怖も抱きました。
今度はなんだか記憶改変恐怖症になりそうです。
以上、火の橋雪がお送りしました。さようなら。