2019年5月9日木曜日

5月病になってみた

こんばんは。5月病を引きずっている日橋喩喜です


どうして自分が5月病に冒されているとわかるかというと、


白昼起きている時は、自分のベッドの上にできる布団の暗い穴蔵を思い出して、そこに自分が入ってる様を空想し、その中にくるまって、布団に抱きしめられている様子がどのくらい幸せかということばかり考えてしまうからです


そして、まゆをひそめて眠気を覚まし、大学の講義を乗り切ろうとします


ですが、今度は見ている教科書の文字の一文字一文字が、立てきられた羅生門のように、自分が学問へ没入するのを防いでしまうのです


そういう時は、帰ってよく風呂に入ります


水中ゴーグルを持ち込むとなお良し、です。


お風呂場の電気を消してじゃぶじゃぶ暴れて、すっと仰向けに潜り、ほのかな灯りの中で湯船の中に泡が立つのをぼんやりと眺め続けるのです

気泡を楽しむ私


お風呂から上がった後は程よく艶のないりんごを買ってきておいて、常温で一口かじります


そこから包丁を入れてうさぎの形にすることで、自分の頭の中では、欠けた満月の中に住むウサギが楽しげに飛んでいる様を想像し、白昼に願った穴倉の中でその幸せの考えを抱きしめながら眠りにつくことができるのです

ウサギのリンゴを夢見る
自分の中に眠れるりんごのうさぎが、休みのない日々の傷ついた5月病にそっと寄り添ってくれるのです

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